卒寿（90歳の誕生日）のお祝い。人気のプレゼント。
長寿を祝いの一つ、卒寿。
高齢化社会を迎えて、卒寿をお迎えになられる方も珍しくなくなってきました。体が動きづらくなったり、老人ホーム、介護施設に入所されている方もいるかもしれませんが、卒寿のお祝いをどうやって祝えばよいか？をまとめました。
卒寿は何歳の誕生日？90歳の誕生日のお祝いの仕方
「卒寿」とは、何歳のお祝いか？というと、これは数え年で90歳（満年齢で89歳になる年）の誕生日の事です。喜寿、傘寿、米寿と同じく長寿のお祝いになります。
実際に何才でお祝いするか？ですが、本来は満90歳ではなく数え年で90歳、つまりは89歳のお誕生日か、お正月にお祝いをするというのが通例ですが、最近では、満年齢でお祝いする方の方が多いようです。
ただ、90近くなると、いつまで元気でいられるか判りませんので、早めにお祝いされる方が良いと思います。
2014年（平成26年）に卒寿を迎える方は、数え年なら1925年（大正14年）生まれ、満年齢だと1924年（大正13年）生まれの方です。
卒寿の意味、由来
何故90歳を「卒寿」と呼ぶようになったかと言いますと、卒の略字である卆が九と十で構成されている事に由来します。
お祝いする際の色は？
「卒寿」では、古希や喜寿などと同様に、紫色のものを贈って家族でお祝いをするのが一般的です。
お祝い、プレゼントの金額、相場
90歳と言えばかつてはかなりの高齢であり、卒寿の祝いというのは決して一般的ではありませんでした。しかし、近年の長寿社会において、卒寿の祝いは広く認識されつつあります。
通例のお祝いの仕方としては、やはり高齢ですから自宅に集まるという方法が多いです。そしてプレゼントを贈り、お祝いの言葉を告げて、みんなで会食を楽しみます。
米寿をやった後なので、卒寿は簡単に済ませる方も多く、お祝いの相場は、5000円～3万円とそれぞれです。
卒寿の記念や誕生日プレゼントとしては、自宅でより快適に暮らせるための物がお勧めです。現金や、ギフトカードなどは、ご自身では出歩くことができずに、使えない場合がありますので、物の方が良いと思います。
- 杖
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足腰が弱っておられる場合が多いと思いますが、丈夫な杖やおしゃれな杖は、喜ばれると思います。
- ホームで使っている品
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着替えや下着、靴、などホームでの使っている品を贈るのも良いと思います。
- 和菓子
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昔からある懐かしい和菓子なども喜ばれると思います。老人ホームに入所して、普段あまり食べられないようだと、特にうれしいのではないでしょうか？
記念品のように後に残らないのですが、同室の方へのおすそ分けもできますし、誕生日に華を添える形でよいと思います。
- 座椅子
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年をとると、自宅で法事や、お正月・お盆の集まりなどが頻繁になってきます。
いつもはテーブルする食事も子供・孫が集まって大人数になる場合は、座敷になるケースがあると思います。そういう場合、足腰が弱っていると「畳に座って食事」というのは、割としんどいものです。
最近はバリアフリーの座椅子などが販売されていますので、そういった座椅子を贈るというのも喜ばれると思います。
- おしゃれな服
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外出する機会が減ると、どうしても手持ちの服を新しく買う気にはなりません。ただ、逆に新しい服があると、着て出かけようか？となるかもしれません。
季節にあったおしゃれな服も喜ばれると思います。
- 思い出のCD全集
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歌は、いつまでたっても人の心を癒します。一番良かった時代、若かった時代に聴いた歌をゆっくり聴き返すのも、良いのではないでしょうか？
十代で夢中になっていた歌手、働き盛りでよく歌った曲など、時代・時代で思い出になる曲があるはずですので、それが含まれている全集CDやDVDは喜ばれるかもしれません。
思い出のCDを探す
- 90を迎えた体にもやさしいふんわり、フワフワな敷布団
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90歳にもなると、体が思うように動かず、色々と辛いことも多いかと思います。また、一日を殆ど布団ですごす、ということになっている場合も多いかと思います。
一番、長い時間を過ごす場所を、一番心地よくしてあげませんか？
